LINEモバイルは、メッセージアプリ「LINE」を提供しているLINE株式会社の格安SIMです。docomo回線とau回線とソフトバンク回線を利用しており、通信エリアも一緒。通信エリアは全国をカバーしています。
LINEモバイルの特徴は、SNSアプリを利用しやすいプランがそろっていること。LINEをはじめ、Twitter、Instagram、Facebookを使う時のデータ通信量が使い放題となるプランが人気です。格安SIMでは難しかったLINEのID検索も、LINEモバイルであれば可能です。LINEユーザーに評価の高い格安SIMです。
LINEモバイルの特徴
- LINEが使いやすくなる。わかりやすい3プラン
- LINEアプリの通話・トークが使い放題 「LINEデータフリープラン」
- LINE・Twitter・Facebookが使い放題 「SNSデータフリープラン」
- LINE MUSICと主要SNSのデータ消費ゼロ 「SNS音楽データフリープラン」
- LINEの年齢認証機能・ID検索に対応
- LINEポイントが毎月もらえる
- 10分以内なら何度かけてもOK。「10分電話かけ放題」オプション
LINEモバイルの料金プラン
LINEモバイルの料金プランは、シンプルな3種類。わかりやすいです。
- LINEアプリの通話・トークが使い放題 「LINEデータフリープラン」
- LINE・Twitter・Facebookが使い放題 「SNSデータフリープラン」
- LINE MUSICと主要SNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)のデータ消費ゼロ 「SNS音楽データフリープラン」
1.LINEデータフリープラン
月間データ容量 | データSIM (SMS付き) データ通信+SMS |
音声通話SIM データ通信+SMS+音声通話 |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
表示は税抜料金
2.SNSデータフリープラン
月間データ容量 | データ通信+SMS | データ通信+SMS+音声通話 |
---|---|---|
3GB | 1,260円 | 1,760円 |
6GB | 1,980円 | 2,480円 |
12GB | 2,980円 | 3,480円 |
表示は税抜料金
3.SNS音楽データフリープラン
月間データ容量 | データ通信+SMS | データ通信+SMS+音声通話 |
---|---|---|
3GB | 1,460円 | 1,960円 |
6GB | 2,180円 | 2,680円 | 12GB | 3,180円 | 3,680円 |
表示は税抜料金
SMSとは、SMS(ショートメッセージサービス)のことで、電話番号を宛先に指定し、短いテキストメッセージを送受信できるサービスです。LINEなどのサービスでは、SMS認証によって本人確認が可能になります。
LINEが使いやすくなる。わかりやすい3プラン
スマホを手に取ったら、まずLINEを確認する…という方も多いことでしょう。連絡はLINEで、通話はLINEの無料通話で、と毎日フル活躍のLINE。
そのLINEの使いやすさに的を絞った3種類のプランが用意されています。いずれのプランも、LINEは利用時のデータ通信量が月々のデータ容量にカウントされない「データフリー」となっています。
LINEアプリの通話・トークが使い放題 「LINEデータフリープラン」
LINEが使い放題になる基本のプラン。「LINEさえあれば、あとはそれほどスマホを使わない」という方は、必要な機能がきっちりそろったLINEデータフリープランで十分です。
月間データ容量 | データSIM (SMS付き) データ通信+SMS |
音声通話SIM データ通信+SMS+音声通話 |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
表示は税抜料金
データフリーになるLINEのサービス
- テキストと音声メッセージの送受信
- スタンプ、画像、動画、その他ファイルの送受信
- 無料通話、ビデオ通話
- タイムラインの画面閲覧と投稿(画像・動画含む)
- スタンプ、着せ替えのダウンロード
- LINEニューストップ、カテゴリの閲覧
- アカウント設定
- 友だち一覧画面の表示、友達追加
- 「ウォレット」トップの閲覧
外部リンク、ライブストリーミング動画(LINE LIVE)はカウントの対象です。
外部リンクのゲームはカウントの対象に
外部リンクへの接続・ライブストリーミング動画はカウントの対象になるので、注意しましょう。LINE以外が提供するアプリを利用する際には対象外ということです。たとえばゲームのツムツムなどは、カウントされることになります。
「スマホの利用はLINEが中心」「LINE通話やビデオ通話もけっこう利用していて、今まで通信量が気になっていた」「他のインターネットやSNSはあまり使わない」というLINEユーザーは、LINEフリープランを無駄なく使えることでしょう。
LINE・Twitter・Facebookが使い放題 「SNSデータフリープラン」
SNSデータフリープランでは、LINEだけでなく「Twitter」「Facebook」もデータフリーになります。「LINEのほかにはFacebookもよく使う」「仲間とよくTwitterでやりとりする」という方にはお得なプランです。
月間データ容量 | データ通信+SMS | データ通信+SMS+音声通話 |
---|---|---|
3GB | 1,260円 | 1,760円 |
6GB | 1,980円 | 2,480円 |
12GB | 2,980円 | 3,480円 |
表示は税抜料金
最近、TwitterやFacebookのタイムライン上に動画が載っていることも多いですね。動画を再生していると通信量をそれなりに消費してしまいます。通信量を使いすぎない裏ワザとして、動画の自動ダウンロードを設定でOFFにしている方もいることでしょう。この「SNSデータフリープラン」を使えば、気にせずに動画も楽しめます。
データフリーになるサービス:Twitter
- タイムライン表示・投稿(画像・動画を含む)
- ホーム/ニュース/通知の画面表示
- メッセージ機能の利用
- プロフィール編集
外部リンク、ライブストリーミング動画(Periscope)はカウントの対象です。
データフリーになるサービス:Facebook
- タイムライン/ニュースフィード画面の表示・投稿(画像・動画を含む)
- リクエスト/お知らせ/その他の画面表示
- プロフィール編集
外部リンク、ライブストリーミング動画、Facebook Messengerの利用はカウントの対象です。
LINE MUSICと主要SNSのデータ消費ゼロ 「SNS音楽データフリープラン」
SNS音楽データフリープランは、SNSデータフリープランにプラスして、LINE MUSICもデータフリー対象になります。LINE、Twitter、Facebook、Instagram、そしてLINE MUSICが使い放題です。
月間データ容量 | データ通信+SMS | データ通信+SMS+音声通話 |
---|---|---|
3GB | 1,460円 | 1,960円 |
6GB | 2,180円 | 2,680円 | 12GB | 3,180円 | 3,680円 |
表示は税抜料金
LINE MUSICは、定額の契約で音楽が聴き放題になるアプリ。曲数はおよそ2000万曲あります。音楽をダウンロードしながら同時に再生する「ストリーミング」を使うサービスです。
このストリーミング再生は、たくさんの通信量を必要とします。1曲約5分で、高音質だと10MB以上の通信量を使うとのこと。Wi-Fiに接続していれば通信量は気にしなくてすみますが、通勤時などWi-Fi環境がない場合に聴きたいことも多いですよね。
LINE MUSIC + プランなら、音楽のストリーミング再生にかかる通信量が高速通信容量として一切カウントされません。
データフリーになるサービス:LINE MUSIC
- ホーム・カテゴリ・検索・マイミュージック各画面の表示・利用
- 音楽・音声の視聴
- オフライン再生のための音源保存(楽曲のダウンロード)
気をつけなくてはならないのは、使い放題なのはデータ通信量だけということ。LINE MUSICの利用料金が無料になるわけではありません。LINE MUSIC + プランとLINE MUSICの月額料金をそれぞれを支払うことになります。ダウンロードの個別購入を好きなだけできるわけではないので、注意しましょう。
速度制限を受けても、データフリーのアプリは快適に楽しめる
「今月の高速通信容量を使い切ってしまった! もう低速通信しか使えない…」なんていう場合も、データフリーのアプリなら大丈夫。ひと月の高速通信容量をオーバーして低速に制限されても、対象のアプリは引き続き高速で通信し続けることができます。
データ通信容量を心配することなくSNSを楽しめるので、容量少なめのプランでも十分にスマホを活用できるでしょう。なお、SNSデータフリープランとSNS音楽データフリープランはデータ通信だけのプランがなく、データ通信+SMS、データ通信+SMS+音声通話の2種類が設定されています。
LINEの年齢認証機能・ID検索に対応
LINEには年齢確認という機能があります。LINEの契約者の年齢を確認し、それを使ってID検索を行っています。ところが、格安SIMはLINEの年齢認証ができません。そのために、ID検索機能を利用することがかないません。
理由は、年齢認証が大手キャリア(docomo、au、SoftBank)でしかできないから。LINEアプリは通常、大手キャリアの契約者の年齢情報を照会することで確認を行っているのです。
この格安SIMのデメリットと言える年齢確認とID検索も、LINEモバイルであれば利用できます。やり方は、LINEモバイルのマイページから、「利用コード」というものを発行するだけ。LINEでID検索をよく使用する方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
料金プランの変更も簡単
LINEモバイルではプランの変更もスムーズです。LINEデータフリープラン、SNSデータフリープラン、SNS音楽データフリープランへの移行も大丈夫。それぞれSMS付きSIM、音声通話SIMに変えることも可能です。LINEモバイルの公式アカウントからマイページにログインし、「プラン/オプション」から変更できます。プランの見直しも簡単です。
クレジットカードでなく、LINE Payカードで支払い可能
格安SIMを申し込むには、基本的にはクレジットカードが必要です。本人確認のためでもあります。ですが、LINEモバイルではLINE Payカードでも支払いをすることができます。LINE Payカードは、運営元のINEが提供する先払い(プリペイド)式のカード。JCBのカードです。
プリペイド式なので使いすぎを防げる
LINE Payカードは18歳以下でも、高校生でも作れます。プリペイド式なので、入金されている金額分までしか使えません。クレジットカードとは違い、使い過ぎを防ぐことができます。設定した残高以下になってしまったら、銀行口座から自動でチャージする「オートチャージ」もできます。
ただし、残高不足が続くとLINEモバイルが利用停止になってしまうことも。残高には気をつけないといけませんね。
10分以内なら何度かけてもOK。「10分電話かけ放題」オプション
LINEモバイルの音声通話SIMには、「10分電話かけ放題」オプションがあります。10分以内であれば、何度でも通話しても大丈夫。使い方は、「いつでも電話」アプリをダウンロードしてそこから電話をかけるだけです。
1回の通話が10分とちょっと長めの方、1ヶ月ほぼ毎日電話を使う方、高音質で通話料を気にせず使いたい方におすすめです。月額880円のオプションです。
LINEポイントが毎月もらえる
LINEモバイルを契約すると、月額基本利用料の1%分のLINEポイントが毎月もらえます。
SNS音楽データフリープランのデータ通信SIM 3GBプランを契約していると、1,110円×1%=11ポイント。毎月11ポイントが付与されます。
LINEポイントの使い道
- LINE Payにチャージ
- LINEストアでスタンプや着せかえを購入
- LINE MUSICのクーポン購入
- Amazonギフト券に交換
- nanacoポイントに交換
- JALマイレージバンクに交換
- ペトロポイントに交換
- Pontaポイントに交換
スタンプをよく購入する方には朗報ですね。
通信量が余ったら、繰り越しやデータプレゼントも
高速通信のデータ容量は無駄なく使いたいものですね。その月に使い切らなかった容量は翌月に繰越することが可能です。また、LINEモバイルのユーザー同士で高速通信容量を分け合える「データプレゼント」もあります。データをあげる人ともらう人の双方がLINEモバイルを契約していて、LINEで友だちになっていればOK。500MB単位で高速通信容量をプレゼントできます。
「今月分の高速通信容量がちょっと足りなそう」という時には、友達から分けてもらうこともできます。分けてもらったデータは翌月にちゃんと返しましょう。
まとめ
メッセージアプリ「LINE」を提供しているLINEの格安SIM、LINEモバイル。LINEやFacebookやTwitter、Instagramをよく使う方にとってメリットの多いプランが設定されています。
LINE、Facebook、Twitter、Instagram、LINE MUSICなどの人気アプリをデータフリーにすることができ、通信速度制限を受けても高速のまま対象アプリを楽しめます。
格安SIMでは困難だったLINEの年齢認証機能・ID検索にも対応しています。LINEポイントも毎月もらえて、LINE Payカードでも支払いが可能。まさに、LINEユーザーのための格安SIMであると言えるでしょう。