わかりやすい格安SIM入門

SoftBank回線の格安SIM一覧 – ソフトバンク回線の主要MVNO

2020/5/25

SoftBank回線の格安SIM一覧

SoftBank回線の格安SIMは2018年以降、少しずつ増えてきています。ようやく、複数のブランドやプランから選ぶことができるようになりました。

SoftBank回線の格安SIM一覧

少し前までは、音声通話プランが全然なかったSoftBank回線の格安SIM。その代表的なブランドを紹介します。

「Y!mobileは?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。Y!mobileはSoftBank本体が提供しているブランドの1つです。格安SIMとは言えないため、ここでは取り上げていません。

SoftBank系格安SIMの特徴

SoftBank系格安SIMには、以下のような特徴があります。

  • SoftBank端末をSIMロック解除なしで利用できる(例外あり)
  • 通信エリアはSoftBankと同じ
  • 月額料金がdocomoプラン・auプランよりもやや高め
  • 回線が混雑しにくく通信速度も比較的速い
  • SoftBank系格安SIMサービスが本格化するのはこれから

SoftBank端末をSIMロック解除なしで利用できる(例外あり)

SoftBankプランを打ち出しているブランドは、「(SoftBankの)iPhoneが使えるか」ということを優先してサービス提供をしている印象があります。SoftBank系格安SIMを使えば、SIMロック解除ができないiPhone 5、iPhone 6を使うことが可能です。古い機種のiPhoneを利用しているSoftBankユーザーにとって朗報と言えます。

SoftBankのandroid端末については対応が分かれていて、SIMロック解除が必要な場合があります。今使っているSoftBank端末を使いたい場合は、動作確認端末かどうかを確かめておくことが大切です。

通信エリアはSoftBankと同じ

SoftBank回線を使う格安SIMは、SoftBankと同じネットワークを利用します。通信エリアは同一で、「格安SIMだから通じないエリアがある」ということはありません。

月額料金がdocomoプラン・auプランよりもやや高め

SoftBankプランは、今のところ月額料金が他回線のプランよりも若干高いものが多いです。(SoftBank傘下のLINEモバイルは例外)これは「SoftBankの通信設備を使う際に必要な使用料が高い」という理由があります。ただし、今後競争が進めばdocomo・auプランと差が縮まっていく可能性も高いでしょう。

回線が混雑しにくく通信速度も比較的速い

通信速度は回線の混み具合に大きく左右されます。SoftBank系格安SIMはまだ利用者が少ないため、混雑があまり見られません。現在、通信速度は比較的速く、使い勝手は良好です。

SoftBank系格安SIMサービスが本格化するのはこれから

SoftBank回線を使う音声通話プランが登場したのはここ最近のこと。先行するdocomo系格安SIMのサービスに追いついているとは言えません。プランの充実度も、まだまだこれからです。今後はもっとサービスの質・質ともに向上していくことが予想されます。

それでは、SoftBank回線を利用する格安SIMについて個々に説明します。

LINEモバイル – SoftBank子会社となりサービスも拡充

音声通話SIM 月額料金

500MB 3GB 6GB 12GB
1,100円 1,480円 2,200円 3,200円

表示は税抜料金

docomo回線・au回線・SoftBank回線共通の金額です。

LINEモバイルの特徴

LINEが提供する格安SIMサービスです。2018年にSoftBank傘下となり、パートナーシップを活かしたサービス提供を行っています。SoftBankプランは通信速度もY!mobileに次いで速く、利用者から好評です。

シンプルでわかりやすい料金プランが用意されています。中でも、LINEやSNSアプリを高速データ消費ゼロで利用できるSNSフリープランが便利で人気です。オプションサービスも豊富です。

LINEの格安SIMなので、他ブランドでは対応していないLINEの年齢認証機能が利用でき、ID検索も問題なく使えます。また、LINEポイントもを貯めることができます。

LINEモバイル(公式サイト)

mineo(マイネオ) – ユーザー視点のサービス展開で人気

デュアルタイプ(データ通信+音声通話)月額料金

500MB 3GB 6GB 10GB 20GB 30GB
1,750円 1,950円 2,630円 3,570円 5,030円 6,950円

表示は税抜料金

mineoの特徴

mineoはdocomo・au・SoftBankのすべての回線に対応しているトリプルキャリアです。独自のコミュニティサイトを運営しており、利用者のアイデアがサービスに反映されるなどの風通しの良さがあります。余ったパケットを利用者同士でおすそわけできる「フリータンク」システムもあります。

音声通話SIMの最低利用期間や解約金の設定がないこともメリットです。(MNPをする場合は手数料がかかります)格安SIMの使い勝手を実際に試してみることができます。

mineo(公式サイト)

nuroモバイル – お試しプランやデータ前借りサービスがある

音声通話付きプラン 月額料金

0.2GB 2GB 7GB 13GB
1,200円 1,680円 3,000円 3,680円

表示は税抜料金

nuroモバイルの特徴

ソニーネットワークコミュニケーションズ(旧So-net)の提供する格安SIMです。SoftBankのiPhoneだけでなく、SoftBankのAndroidスマホもSIMロック解除なしに利用できます。(2017年8月以降発売のAndroidスマホが対象)

他社にはないサービスとして、「データ前借り」があります。利用者専用ページから申し込むことで、翌月のデータ量を最大2GBまで前借りできる独自のサービスです。

契約解除料の設定がない0.2GBの「お試しプラン」もユニークです。データ専用プランであれば500円のプランで気軽に試すことができます。なお、「SIMロック解除済の端末・SIMフリー端末を使う場合はdocomo回線がおすすめ」と公式サイトに書かれています。

nuroモバイル(公式サイト)

b-mobile S – 「使った分だけ支払う」料金プラン

b-mobile S 990ジャストフィットSIM 月額料金

1GBまで 3GBまで 6GBまで 10GBまで 15GBまで
990円 1,690円 2,390円 3,190円 4,390円

表示は税抜料金

その月に利用した高速データ量により、毎月の基本料金が変わるプランです。

b-mobile S の特徴

日本で初めて格安SIM事業をスタートした日本通信が提供するb-mobile。段階制の定額プランである「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」プランがあります。SoftBank回線の格安SIMで、「使った分だけ支払う」プランを打ち出しているのはb-mobileだけです。

月額基本料はその月のデータ使用量に応じて決まります。990円(1GB)から始まり、15GB以上使った場合は低速度での利用となります。月によってスマホ利用の差がある場合におすすめのプランです。

b-mobile(公式サイト)

リペアSIM – iPhoneの修理がお得

データ+音声通話(SMS付) Sプラン 月額料金

1GB 3GB 5GB 7GB 10GB 20GB
1,280円 1,780円 2,180円 2,780円 3,480円 4,980円

表示は税抜料金

※料金はdocomo回線・SoftBank回線共通

リペアSIMの特徴

リペアSIMの運営会社は、iPhone修理ショップの「あいさぽ」です。そのため、万が一iPhoneが故障したり壊れたりした場合に修理代を安くしてもらえる特典があります。Android端末はこの特典の対象外なので、リペアSIMを選ぶメリットはほとんどありません。

料金プランがSoftBank系の中でも最安クラスというのも長所の1つです。docomo回線も利用できるマルチキャリアですが、docomoプランとSoftBankプランの月額料金は共通です。通話が半額になるリペアSIMでんわ、10分かけ放題オプションも申し込むことができます。

リペアSIM(公式サイト)

ロケットモバイル – データ専用・低速通信のみの神プランあり

プラン(S) データプラン 月額料金

神プラン(S) 1GB 20GB
390円 790円 4,100円

表示は税抜料金

ロケットモバイルの特徴

ロケットモバイルのSoftBankプランは、データ通信のみの3プランです。低速通信しか使えない「神プラン」が評判になりました。申し込み初月は全プラン無料です。

神プランは、390円で「低速通信が無制限で使い放題」のプランです。家で眠っている昔のiPhoneをデータ専用端末として復活させることができます。「2台目の端末として」あるいは「子ども用のスマホデビュー用iPhoneに」などの活用も考えられます。

ロケットモバイル(公式サイト)
U-mobile(公式サイト)
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