わかりやすい格安SIM入門

エントリーパッケージのある格安SIMまとめ 契約手数料が無料

2020/5/18

エントリーパッケージのある格安SIMまとめ

格安SIMには、「エントリーパッケージ」と呼ばれるものがあります。格安SIMの契約時に利用するとお得になるというエントリーパッケージについて、まとめてみました。

エントリーパッケージを利用すると、契約事務手数料の約3,000円が無料

格安SIMを契約する時には、どの会社も「契約事務手数料」として3,000円前後の費用がかかります。この初期費用を無料にしてくれるのが、「エントリーパッケージ」です。

エントリーパッケージにはSIMカードはつかない

エントリーパッケージはどんなものなのでしょうか。開けてみると、英数字のコードが書かれています。SIMカードなどは入っていません。(SIMカードは、格安SIMと契約した後で、その会社から送られてきます)

エントリーパッケージを利用するメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 契約事務手数料の約3,000円が無料になる
  • 事前購入の日数がかかる
  • エントリーパッケージを購入しても格安SIMを購入できない場合がある

エントリーパッケージは格安SIMの契約前に購入しておかなければならない

格安SIMを申し込む際には、エントリーパッケージの中のコードが必要になります。そのため、実際の契約より前に購入しておかなければなりません。エントリーパッケージを利用して申し込む時の流れについては、後ほどあらためて説明します。

エントリーパッケージを購入したのに、格安SIMを契約できない場合とは?

格安SIMは契約する際に、審査を行います。審査基準は公表されていないことが多いです。

審査に落ちた例としては、運転免許証などの本人確認書類と住所が違っている場合などがあります。この場合、「本人ではない人から申し込みが来た」とみなされ、契約ができません。

せっかく事前にエントリーパッケージを購入していても、肝心の申し込みができなかった…ということもありえます。

エントリーパッケージ使用の流れ

使い方は、エントリーパッケージにあるコードを入力して申し込みをするだけです。これで、契約事務手数料の請求がなくなります。

  1. 格安SIMの申し込み前に購入しておく
  2. Webから格安SIMの申し込みをする際、「エントリーパッケージをお持ちのお客様」と表示されているボタンをクリック
  3. エントリーパッケージに記載されているコードを入力する
  4. そのまま申し込みを続けて完了

エントリーパッケージの価格は数百円

エントリーパッケージの価格は、会社によって様々です。安いところで100円くらいからあり、多くは数百円ほど。最初に数百円出してエントリーパッケージを買うだけで、初期費用の約3,000円が不要になるということです。

エントリーパッケージのある主な格安SIM

  • IIJmio
  • UQ mobile
  • U-mobile
  • 楽天モバイル
  • OCNモバイルONE
  • LINEモバイル
  • mineo
  • BIGLOBE モバイル
  • BIC SIM
  • DMM モバイル

エントリーパッケージはどこで購入できる?

エントリーパッケージはWebで購入できます。また、家電量販店や格安SIMの店頭でも購入可能です。格安SIMの会社によって購入できる場所は多少変わります。

Web(オンラインショップ)

  • Amazon.co.jp
  • ヨドバシ.com
  • EDIONネットショップ
  • 楽天市場
  • Joshin web
  • ビックカメラ.com ほか

販売店

  • ヨドバシカメラ
  • ビックカメラ
  • ソフマップ
  • コジマ
  • ヤマダ電機 ほか

エントリーパッケージの種類に注意

格安SIMには、「音声通話SIM」「データ専用SIM」といったタイプがあります。エントリーパッケージは、タイプを問わず共通商品として販売されている場合も、別々に販売されている場合もあり、会社によって異なります。

購入する時は、どのタイプのSIMカードを使うか決定しておき、それに対応したエントリーパッケージを選びましょう。

エントリーパッケージは早めに購入しておこう

エントリーパッケージは、事前の購入で出費を抑えられる優れもの。しかし、配送期間の余裕が必要です。

エントリーパッケージをWebでオーダーしてから、家に届くまで1~2日ほどかかります。そのため、すぐに格安SIMを契約して使いたい、という場合はおすすめできません。余裕を持てるようなら、エントリーパッケージを利用しましょう。

MNPを利用して乗り換える場合の注意点

「MNP予約番号」には15日の有効期限がある

大手キャリア(docomo、au、SoftBank)から格安SIMに乗り換える場合、電話番号を変えずに乗り換える「MNP」を利用する方が多いことでしょう。この時、大手キャリアから「MNP予約番号」を取得する必要があります。

ここで注意しなければいけないのは、MNP予約番号には「15日」の有効期限が設けられていることです。

また、格安SIMの契約も、「MNP予約番号の有効期限が残り◯日以上あること」という条件があります。期限の残り日数は会社によって異なりますが、7~10日くらいです。

MNPの予約番号を取ったら、すぐに格安SIMの契約をしよう

MNP予約番号の期限が残り少ないと、「SIMカードが届いた日に有効期限が切れてしまった!」ということになりかねません。

MNPの手続きを始めたら、日をおかずに格安SIMの契約を行うようにしましょう。

エントリーパッケージはMNP手続きの前に購入する

MNP予約番号を取得したあとに、エントリーパッケージを購入していては間に合わない可能性があります。

エントリーパッケージには有効期限というのはありません。(LINEモバイルのみ有効期限が設けられています。)MNPを利用しての乗り換えでは、まずエントリーパッケージを購入し、MNP予約番号を取得するようにしましょう。焦らずに申し込みができるようになります。

エントリーパッケージ使用の契約手順

  1. エントリーパッケージを購入する
  2. 1~2日後、エントリーパッケージが届く
  3. MNP予約番号を取得する
  4. (日をおかずに)格安SIMを契約する

エントリーパッケージをWebで購入しての格安SIM利用の流れは、このようになります。

なお、エントリーパッケージを家電量販店などの店舗で購入できる場合は、配送の期間がかからないため、日数が短縮できます。

まとめ

エントリーパッケージを利用すると、契約事務手数料の約3,000円が無料になります。使い方は契約の際にエントリーコードを入力するだけと、とても簡単にできます。

  1. エントリーパッケージを購入する
  2. 1~2日後、エントリーパッケージが届く
  3. MNP予約番号を取得する
  4. 格安SIMを契約する

Webや家電量販店で購入でき、価格は数百円ほど。また、日数の余裕を持って購入するほうがいいでしょう。

IIJmio
UQ mobile
U-mobile
楽天モバイル
OCNモバイルONE
LINEモバイル
mineo
BIGLOBEモバイル
BIC SIM
DMM モバイル

 

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