わかりやすい格安SIM入門

音楽配信に強い格安SIMまとめ – 音楽聴き放題のMVNO

2020/4/28

音楽配信に強い格安SIMまとめ

音楽を聴くときも、毎日スマホは大活躍ですね。でも、通信量や速度制限を気にしながら使っている人もいるのでは…? そんな心配をしなくて済む、音楽配信に強い格安SIMを探してみました。

音楽ストリーミングサービスとは?

音楽ストリーミングは、一定の月額料金で音楽がいくらでも聴けるというサービス。今や、音楽を楽しむ手段として浸透してきています。再生機器もソフトも不要で、豊富な楽曲をいつでも楽しめると人気です。

選んだ曲を流してくれるだけではありません。再生した曲の傾向からおすすめの曲を紹介してくれたり、プレイリストを通じてユーザー同士コミュニケーションが取れたり…といった機能も備えています。

主なストリーミング配信サービス

音楽ストリーミングサービスはたくさんあります。それぞれ個性があり、得意な音楽ジャンルや楽曲数が異なります。

  • Apple Music
  • Google Play Music
  • Spotify(スポティファイ)
  • awa(アワ)
  • Amazon Prime Music(アマゾン・プライム・ミュージック)
  • LINE MUSIC
  • SMART USEN・ANiUTa(アニュータ)
  • 楽天ミュージック
  • KKBOX(ケイケイ・ボックス)
  • レコチョクBest

ストリーミングで使う通信量はどのくらい?

「ネットにつながってさえいれば好きなように音楽が聴ける」となると、ついついずっと音楽を流してしまいがち。そうなると心配なのが、データ通信量の消費です。ストリーミングサービスで、どのくらいの通信量を使うのでしょうか。

動画再生は1本のデータが大きいのですが、音楽はそうでもありません。曲の長さなどにもよりますが、一曲あたり10MB前後です。1時間あたり100MBとして、毎日2時間ストリーミングで音楽を聴き続けたら、1日200MB。1ヶ月では6GBくらいになります。

実際は、一時保存された曲を再度聴けたり、計算上よりも多く通信量を消費していたりと数値は前後するのですが、データ量は5~7GBあると良いようです。1日2時間ではなくもっと聴く、という場合は、もちろんさらに多い方が良いでしょう。

それでは、音楽を聴くのに適した格安SIMを選ぶには、どんなところに注目したら良いのでしょうか。

たとえば、こんな格安SIMであれば、通信量を気にせず好きなだけ音楽を楽しめるはずです。

  • 音楽配信サービスに特化したプランがある格安SIM
  • 低速モードに切り替えて音楽を楽しめる格安SIM

音楽配信サービスに特化したプランがある格安SIM

格安SIMの音楽配信サービスに特化したプラン。音楽配信サービスが「カウントフリー」になるというものはどうでしょう。カウントフリー対象のサービスでは、消費するデータ通信量をカウントしません。通信量の消費は0のまま、使い放題になるということです。データ容量を使い切ってしまっても、カウントフリー対象サービスは通信速度が落ちません。

カウントフリーになるサービスは格安SIMによってさまざまですが、音楽配信サービスが含まれているものを紹介しましょう。利用している音楽配信サービスが対象になっている格安SIMを選ぶのも良いかもしれません。

  • BIGLOBE SIM …「エンタメフリー・オプション」
  • LINEモバイル …「SNS音楽データフリー」プランで「LINE MUSIC」がデータフリーに

BIGLOBEモバイル …「エンタメフリー・オプション」

BIGLOBEが手がける格安SIMサービス。docomo回線のプラン(タイプD)とau回線のプラン(タイプA)があり、どちらかを選べます。

BIGLOBEモバイルでは、「エンタメフリー・オプション」としてエンタメに特化したサービスを打ち出しています。オプションサービスなので、選んだプランに追加する形でサービスを付けられます。月3GB以上のプランから利用が可能です。なお、音声通話SIMとエンタメフリー・オプションを組み合わせたサービス、「エンタメSIM」も選ぶことができます。

BIGLOBEモバイル「エンタメフリー・オプション」月額料金

月額使用料
音声通話SIM 利用 480円
データSIM 利用 980円

表示は税抜料金

「エンタメフリー・オプション」でカウントフリー対象になる音楽配信サービス

  • Google Play Music
  • Apple Music
  • Spotify
  • AWA
  • Amazon Music

主だった音楽ストリーミングサービスがしっかり対象になっていますね。また、エンタメフリーという名前の通り、対象サービスは音楽配信だけではありません。

  • YouTube (動画配信サービス)
  • AbemaTV (動画配信サービス)
  • radiko.jp (ラジオ配信サービス)
  • U-NEXT (動画配信サービス)
  • YouTube Kids(動画配信サービス)

これらのサービスがカウントフリーです。エンタメフリー・オプションで、音楽や映画、動画やラジオなどを思う存分楽しめます。

BIGLOBEモバイル

LINEモバイル …「SNS音楽データフリー」プランで「LINE MUSIC」がカウントフリーに

LINEモバイルは、おなじみLINEが提供する格安SIM。docomo回線を使う格安SIMです。2018年7月より「カウントフリー」が「データフリー」に名称変更されました。「SNS音楽データフリープラン」では、LINE MUSICがデータフリーになります。LINE MUSICの楽曲数は2,500万曲以上。聴いた曲をLINEでシェアすることができます。好きな曲、プレイリストを共有することもできます。

LINEモバイル 「SNS音楽データフリープラン」月額料金

月間データ容量 データSIM SMS付き
(データ通信+SMS)
音声通話SIM
(データ通信+SMS+音声通話)
3GB 1,460円 1,960円
6GB 2,180円 2,680円
12GB 3,180円 3,680円

表示は税抜料金

このプランでは、LINE MUSICだけでなくLINE、Twitter、Facebook、Instagramもデータ消費がゼロになります。月間データ容量は3GB、6GB、12GBから選べます。

LINE MUSIC 有料プラン月額料金

フリー プレミアム
学生 0円 ¥480
無制限/1ヶ月
一般 ¥980
無制限/1ヶ月

表示は税抜料金

LINE MUSICは、初めての方であれば新規登録だけで無料トライアルが楽しめます。無料期間は最大3ヶ月間。有料プランになると、フルサイズでの楽曲再生、オフライン再生、LINE 着うた®の設定ができるようになります。

なお、混乱しそうですが、LINE MUSIC自体の月額料金は有料です。SNS音楽データフリープランの料金と、LINE MUSICの月額料金はそれぞれ支払うことになるので注意しましょう。ちなみに学割もあります。学生の方は要チェックですね。

LINEモバイル

低速モードに切り替えて音楽を楽しめる格安SIM

音楽をストリーミングでよく聴くから、高速データ通信量が大きめのプランを選ぼう…と思っている方もいるでしょう。そうではなく、低速モードのある格安SIMを選ぶという手もあります。

動画は高速通信でないと快適に楽しめませんが、音楽なら基本的に大丈夫。ストリーミング再生は、速度が200kbps程度の低速でも視聴できます。

音楽を低速通信で聴くようにすれば高速データを消費しないので、わざわざ大きな容量のプランを選ぶことはありません。インターネットラジオ(Radikoなど)でも同様です。ただし、ヘッドホンで高音質の音楽を聴きたい、という方はやはり高速通信を利用した方がいいでしょう。

低速モードが使える格安SIMの例

  • 楽天モバイル
  • UQモバイル
  • イオンモバイル
  • OCNモバイルONE
  • mineo
  • DMMモバイル
  • IIJmio
  • BIC mobile

低速モードは多くの場合、高速データ通信と低速データ通信を切り替えて使います。その格安SIMの専用アプリなどを開いてスイッチをオン/オフにするだけです。音楽を聴く時以外でも、低速通信を意識して利用すれば、通信量の節約になります。

格安SIMによって、「高速通信オン/オフ機能」「節約モード」「クーポンスイッチ」などと呼び名が違うので注意しましょう。

Wi-Fiを使ってダウンロードで楽しむことも

ここまで、ストリーミングサービスで音楽を楽しむことを前提にしてきました。が、通信量の節約ということで言えば「音楽ダウンロード」をおすすめします。

Wi-Fiのある自宅で、あるいはWi-Fi環境が整っている外出先で、あらかじめ選んだ曲をダウンロードしておきましょう。通信量の消費なしに音楽を聴くことができます。

主要な音楽ストリーミングサービスで、ダウンロードに対応しているサービスは今のところ「Apple Music」と「LINE MUSIC」などがあります。条件が整っているのであれば、できるだけWi-Fiを使ってダウンロードをするように心がけると良いですね。

WiFiスポットサービスが無料で使える格安SIMまとめ

まとめ

音楽ストリーミングは、定額料金で音楽が好きなだけ聴けるというサービスですが、通信量の消費が心配になります。その不安を解消する格安SIMとして、「音楽配信サービスがカウントフリーになる」「低速モードに切り替えることができる」会社をピックアップしました。

BIGLOBE SIMの「エンタメフリー・オプション」、LINEモバイルの「SNS音楽データフリー」プラン、それぞれ決められた音楽配信サービスが聴き放題になります。

また、高速通信と低速通信を切り替えることのできる機能を持つ格安SIMであれば、低速通信を選んで音楽を聴くことが可能です。この場合、高速データ通信を使わないので通信量の消費を気にすることはありません。

通信量の節約という視点では、Wi-Fi環境で前もってダウンロードをして音楽を楽しむのが一番です。オフライン再生に対応している音楽サービスであれば、活用しましょう。

音楽好きに向けて工夫された格安SIMのプランを選んで、音楽で彩られた毎日を過ごせると良いですね!

BIGLOBEモバイル
LINEモバイル

 

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