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モバイル050番号 – IP電話のメリット・デメリット

2018/12/21

モバイル050番号IP電話のメリット・デメリット

IP電話について、どこまでご存知ですか。「050の番号の電話」ということは知っている方も多いようです。利用しているけれどよくは知らない…という方も多いのではないでしょうか。

IP電話のIPとは?

IP電話は、インターネットを利用した電話サービス。「IP」とは、「インターネットプロトコル(Internet Protocol)」の略です。IP電話の事業を行っている会社は多く、主にインターネットプロバイダがサービスを提供しています。

IP電話の種類

IP電話には3種類あり、電話番号で区別が可能です。「050」の番号はIP電話ですが、それ以外にもIP電話があるのです。

  1. 「市外局番-市内局番-加入者番号」(ひかり電話など)
  2. 「050番号」 (050 plus、LaLa Call、SMARTalkなど)
  3. 電話番号を使わない(LINEやskypeなど)
種類 サービスの例 特徴
「市外局番-市内局番-加入者番号」 ひかり電話、ケーブルプラス電話、ホワイト光電話など
  • 光回線を利用
  • 基本的に固定電話にだけ利用
  • 専用機器の設置が必要
  • 番号ではアナログ電話と区別がつかない
  • 通話品質が高く、固定電話並み
  • 緊急通報、フリーダイヤルにかけられる
「050番号」 050 plus、LaLa Call、SMARTalk、050Callなど
  • ADSL回線などを利用
  • 固定電話、スマホ両方で利用できる
  • 固定電話では専用機器が必要、スマホなどではアプリで利用
  • 050で始まる番号を取得
  • 通話品質はやや落ちる
  • 緊急通報、フリーダイヤルにかけられない
電話番号を使わない LINEやSkypeなど
  • モバイル回線などを利用
  • パソコン、スマホなどで利用
  • アプリをダウンロードして利用
  • 番号は不要
  • 通話品質はやや落ちる
  • 利用は基本的にサービス内のみ
  • 緊急通報、フリーダイヤルにかけられない

1.「市外局番-市内局番-加入者番号」の新しい固定電話サービス

家の電話番号と同じような電話番号です。住所によって市外局番が割り振られていて、番号ではIP電話なのかアナログの電話なのかわかりません。専用の機器を設置した上で利用できます。

総務省による厳しい基準をクリアしたサービスです。「固定電話並みの通話品質と安定性」「緊急通報への対応」などが義務付けられています。「IP電話」のカテゴリーに含めず、「光電話」として別に扱う場合もあります。

設置できる電話機は固定でなくてはならず、基本的にスマホでは使えません。また、今利用している固定電話番号をそのまま移行できるとは限らないので、注意しましょう。

NTTでは、2025年までにすべての固定電話をIP電話に移行する計画を発表しています。

2.「050番号」のサービス

番号を見るとIP電話とわかります。地域を示す局番はありません。専用の050で始まるIP電話番号を取得できます。

設置場所は問わないので、スマホでも利用できます。固定電話では専用の機器が必要になりますが、スマホではアプリをダウンロードすればOK。通話が一気に安くなるので人気です。スマホの場合はオプションとして利用料が月額数百円程度かかります。通話品質は、十分にクリアな音質ですが通常の電話ほど良くありません。

3.電話番号を使わないサービス

LINEやSkypeなどのサービスがこれに当たります。LINE電話もインターネットを利用する電話なので、IP電話なのですね。

電話番号がないので、一般の電話回線とはつながっていません。通話ができるのは、サービス内だけになります。LINEであれば、相手もLINEでつながっているという場合だけ通話ができるということです。通話品質は高くはありません。

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ふつうの電話と何が違う?

ふつうの電話とIP電話の違いには何があるでしょうか。

ふつうの電話 IP電話
  • 電話回線
  • 通話料金が高い
  • 緊急通報やフリーダイヤルにかけられる
  • 通話品質が良く、安定している
  • インターネット回線
  • 通話料金が安い
  • 通話料金が無料の場合がある
  • 基本的に、緊急通報やフリーダイヤルにかけられない
  • 通話品質が落ちる場合が多い

IP電話の3種類のうち市外局番を持つもの(光電話)は、固定電話の代替として利用できるハイレベルな品質です。そのため、ふつうの電話との差はあまりありません。

IP電話の大きな特徴は、料金が安くなることです。スマホで使える050番号のIP電話について、くわしく見ていきましょう。

スマホで使える050番号IP電話の特徴

メリット デメリット
  • 無料通話が使える場合もある
  • 通話料も安い
  • 専用の電話番号が取得できる
  • データ通信専用のSIMでも電話ができる
  • 動画通信も行える
  • 電話番号が050で始まる番号
  • 待ち受けの際に、アプリを起動しておかなくてはならない場合がある
  • 緊急通報やフリーダイヤルがかけられない
  • 通話品質が落ちる
  • 通信回線が変わると電話が切れてしまう
  • 契約時、本人確認できる電話が別に必要な場合がある

スマホで使える050番号IP電話のメリット

  • 無料通話が使える場合もある
  • 通話料も安い
  • 専用の電話番号が取得できる
  • データ通信専用のSIMでも電話ができる
  • 動画通信も行える

無料通話が使える場合もある

050タイプのIP電話は、スマホのオプションでの利用が標準的です。月額基本料は、数百円~千円台が大多数です。

同じサービス内での通話、IP電話同士が提携している通話では、通話料金がかかりません。ひんぱんに通話をする・長電話をするという方も、IP電話であれば電話代の心配が少なくなります。

通話料も安い

IP電話では会社ごとに料金を設定しています。価格に大きな差はなく、全国一律料金で7~8円/3分ほど。市内8.5円/3分、市外20円~/3分の固定電話よりぐっと安くなります。携帯電話への通話、国際電話なども割安です。

専用の電話番号が取得できる

050番号のサービスでは、電話番号がもらえます。電話番号が持てる=他からの電話も着信できるということです。電話加入権などは必要ありません。仕事用、プライベート用で使い分けをすることも可能です。

データ通信専用のSIMでも電話ができる

電話回線を使わず、インターネット回線を使用しているIP電話。スマホの「データ専用プラン」でも電話が使えるというメリットがあります。音声を拾えるマイクがあれば、タブレットでも電話ができます。

スマホをできるだけ安く使いたい場合は、IP電話のサービスを利用すると節約ができます。LINEのようなユーザー同士が使う無料通話に加えて、050plusのようなIP電話サービスを上手に使っている方も多いことでしょう。

動画通信も行える

専用の電話端末があれば、IP電話ではテレビ電話も使えます。

スマホで使える050番号IP電話のデメリット

  • 電話番号が050で始まる番号
  • 待ち受けの際に、アプリを起動しておかなくてはならない場合がある
  • 緊急通報やフリーダイヤルがかけられない
  • 通話品質が落ちる
  • 通信回線が変わると電話が切れてしまう
  • 契約時、本人確認できる電話が別に必要な場合がある

電話番号が050で始まる番号

IP電話の番号は050で始まる番号です。スマホで使う通常の電話番号(090番号など)とIP電話を使い分ける場合は、2つの番号をもつことになります。もし通常の電話番号を使わず、IP電話だけに移行する場合は、この050番号を周囲の人に伝えることになります。

待ち受けの際に、アプリを起動しておかなくてはならない場合がある

着信を待つ場合に、アプリを立ち上げておく必要があるものもあります。先に挙げた、050 plus、LaLa Callなどの人気アプリであれば、アプリを起動していなくても着信を知らせてくれます。

緊急通報やフリーダイヤルがかけられない

多くの場合、110、118,119といった緊急通報ができません。また、フリーダイヤル(0120)や特殊番号(0570/0990など)への発信もできません。ただし、緊急通報については、総務省の働きかけもあり、対応に向けて検討中です。

なお、今は「緊急通報ナビ」という、最寄りの警察署を検索できるアプリがあります。GPS機能を利用して近くを検索し、地域の警察に相談することが可能です。

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通話品質が落ちる

通常の電話回線よりも音質が落ちます。これは、一度音声をデジタル化して、また音声に変換するという処理が入るためです。

また、インターネット回線を利用しているため、ネットワーク状況によって通話品質が左右されます。途切れ、遅延が発生したり、音質が悪かったりということがあるので注意しましょう。

通信回線が変わると電話が切れてしまう

接続している回線が切り替わると、電話が切れてしまいます。たとえばWi-Fi環境から携帯電話回線に変わると、通信が一度途絶えてしまいますね。そのようなときに通話が切れてしまうのです。移動しながら電話をするような場合は気をつけましょう。車内など、高速で移動する場合も同様です。

契約時、本人確認できる電話が別に必要な場合がある

IP電話サービスによっては、契約の際、本人確認のために電話がかかってきます。そのため、別に電話が必要になります。スマホを2台持っていたり、固定電話がある場合は大丈夫です。

まとめ

IP電話とは、インターネット回線を使った電話サービス。固定電話でもスマホでも利用できます。050で始まる電話番号=IP電話、ということは知られていますが、電話番号を使用しないタイプ・市外局番のある電話番号のタイプもあります。

スマホで050番号のIP電話を使う場合、通話料が安くなることが大きなメリットです。IP電話の会社同士が提携していれば、その間の電話は無料になります。通信料が大幅に節約できることでしょう。

デメリットとしては、ふつうの電話よりも通信品質が落ちてしまうことがあげられます。IP電話の種類にもよりますが、通信が不安定だったり、音声が途切れたり遅れたりすることがあるので注意しましょう。また、緊急通報やフリーダイヤルにかけることができません。

上手に使えば、電話代がぐんとお得になるIP電話。スマホでも、IP電話のアプリが充実しています。IP電話の特徴をよく知った上で、サービスを活用していきましょう。

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