わかりやすい格安SIM入門

格安SIMの電波エリア・通信環境について

2018/12/17

格安SIMの電波・通信について

格安SIMに乗り換えると、スマホの料金がすごく安くなるらしい! でも、大手キャリアじゃないからつながりにくいのでは? 格安SIMの電波って、本当のところどうなのでしょうか。

電波はキャリアとまったく一緒

キャリアとつながりやすさは同じ

スマホを選ぶとき「つながりやすさ」は大事ですね。格安SIMの会社であるMVNOは、大手キャリア(docomo・au・SoftBank)の通信設備を借りてサービスを提供しています。キャリアの電波を使う=キャリアと電波の状況は同じです。電波の強さも、カバーするエリアも同じ。キャリアじゃないからよく圏外になるとか、そんなことはありません。

格安SIMの中で最も多いのはdocomo系です。この場合はdocomoの回線を借りるので、docomoの電波・エリアと同じということになります。数は少なくなりますがau系であればauの、SoftBank系であればSoftBankの電波・エリアと同一ということ。安心して使うことができそうです。

音声通話の品質はどうでしょう。これもキャリアとほぼ一緒。通話時にノイズが入るようなことはなく、快適に使えます。キャリアと格安SIMの違いはほとんどないといっていいでしょう。

なにもかもが大手キャリアと同じなのでしょうか。いえ、どうしてもキャリアにかなわない点があります。通信速度です。

キャリアより通信速度が遅くなる

回線が混み合うと通信速度が落ちる

系列のキャリアと同じ電波。電波の強さも同等。けれども通信速度はキャリアには及びません。これは、キャリアでは大勢のユーザーが同時に通信回線を使える状況なのに、格安SIMでは混み合って遅くなってしまうから。「高速道路の三車線をゆうゆうと走るキャリア」「一車線だけなので混み合いやすい格安SIM」とたとえるとわかりやすいでしょうか。

「昼の時間帯は混み合うので動画がサクサク見られない」という声があります。多くの人が一斉に回線を使うと混雑して遅くなってしまうのです。電波が良い、ということと通信速度が速い、ということは違うのですね。

ユーザーが増えても通信速度は落ちる

時間帯だけではありません。ユーザーが増えてもやっぱり混み合います。人口が少ない地域では、通信速度に満足する場合が多いもの。ユーザーが少ないからです。「じゃあ、使っている人が少ないマイナーなものを選べばいい?」…そんなこともありません。今は混み合わなくても、今後ユーザーが増えて遅くなってしまうかもしれないですから。

では、docomo系・au系・SoftBank系、それぞれの差はあるのでしょうか。

ユーザーが一番多いdocomo系格安SIM

今手に入る格安SIMの多くはdocomo系です。これは、回線を借りる接続料が安いということと、汎用性の高い通信規格であるという理由があります。多くがdocomo系ということは、それだけユーザーもたくさんいるということ。今後もdocomo系格安SIMに乗り換える人は多いでしょうから、通信速度については他社よりも不安が残るかもしれません。

au系・SoftBank系MVNOは、まだそれほど多くありません。そのため、回線が混み合うようなことはあまりないと言われています。また、特筆すべきなのはサブブランドの健闘です。いわゆる格安SIMとは異なりますが、サブブランドと呼ばれるY!mobile(ソフトバンクの格安スマホブランド)・UQ mobile(KDDIの子会社UQコミュニケーションズの格安スマホブランド)は、大手キャリアとほとんど差のない通信速度・品質になります。

「速い格安SIM」は状況によって変わる

一番速いのはどこなのか? ぜひ知りたいところですね。実は、さまざまな機関でスピードテストがおこなわれています。ところが、通信速度は時間・場所・天気・端末によって結果が変わってしまうのです。そこで「今月の比較」「今週のランキング」という形でまとめられています。こうしたデータは、選ぶ際の決定打ではなく、あくまでも参考として使うのが良いでしょう。

どこまで通信速度を気にするか

「通信が遅くなるなら、やっぱりキャリアでないとダメかな」…実は、ネットを閲覧するくらいならイライラすることはなさそうです。メールやLINEが使いづらくなるということもありません。普通の使い方をする分には問題がないレベルなのです。仕事で大きなファイルをやりとりする方、動画やアプリを素早くダウンロードしたい方以外は、速度低下を重視する必要もないでしょう。

通信に注目した時の「選ぶポイント」

見極めるポイント

  • 長い期間、快適な速度で通信できた実績がある
  • 通信設備の改善に力を入れている
  • 通信速度の推移や将来の見通しを公表している

具体的には、「速度が遅くなる時があっても放置せず回復させている」「ユーザーの不満・要望を運営に活かしている」「改善計画についてサイトで読むことができる」などの姿勢が感じられるところが良さそうです。

定期的に情報をチェックしよう

通信速度を比較しようとしても、実際に手にとって使ってみなければ結論が出ません。また、通信速度のみならず、格安SIMを取り巻く環境は刻々と変化しています。数カ月ごとに最新情報を確認していくと、よりリアルな評価を得られます。

まとめ

電波は大手キャリアと一緒だけれど、どうしても通信速度はかなわない格安SIM。とはいえ、速度が遅くなってストレスを感じるのは、使い方次第と言えそうです。信頼できるMVNOを見つけて、自分のニーズに合う一台を選びたいものですね。

通信速度が速い格安SIM【参考程度!】

 
LINEモバイル

おすすめの格安SIM

格安SIMの契約まで

申込から利用までの流れ

格安SIMの基本

用途・特徴別で探す

格安SIMの体験記

IIJmio

PAGE TOP