わかりやすい格安SIM入門

MVNEって何? – MNO・MVNO・MVNEの違い

2018/12/26

MVNEについて

「MVNOを選ぶなら、MNOをまず調べて、MVNEもおさえておかなくちゃ」…暗号じゃないですよ! 格安SIMについて知りたい方なら、大事なポイントのひとつ。
「MVNE」についてご説明しましょう。

MNO、MVNO、MVNEの違い

この3つは、通信に関わる事業者です。一口で説明すると、こうなります。

  • MNO=キャリア。三大キャリアといえば、docomo・au・SoftBank
  • MVNO=キャリアの回線を借りて格安SIMのサービスを提供する会社
  • MVNE=キャリアとMVNOの間に立ち、橋渡しをする会社

格安SIMサービスにとって重要な三者です。「MVNOなら知っている」という方は多いのではないでしょうか。

MVNEはどういう存在?

MVNEは「Mobile Virtual Network Enabler」の略で、「仮想移動体サービス提供者」です。Enabler(イネイブラー)とは耳慣れない言葉ですね。訳すと「~できるようにする物/者」、つまり「裏方」の意味があります。

MVNEは、直接ユーザーに関わることがほとんどありません。なぜなら、MVNEが「サービスを提供する」相手はMVNOだから。キャリアから実際に回線を借りて、MVNOに提供しているのがMVNEなのです。

回線の流れはこうなります。
MVO→MVNE→MVNO
MVOの回線を、MVNEがまとめて接続し通信制御をし、小分けにしてMVNOに卸しているという流れです。MVNEは、MVNOの事業を支援する存在なのです。

具体的にどんなことをしているの?

MVNOの事業を手伝うMVNE。支援の内容は多岐にわたります。

  • MVNOの課金システムの構築と運用
  • MVNOの代理人としておこなうMNOとの交渉や端末調達
  • MVNOに対する事業コンサルティング
  • MVNOの代わりにMNOと接続し、MVNOに卸電気通信役務を提供

MVNOがスムーズに事業をおこなえるように、通信事業のノウハウを伝えるという役割を担っています。

MVNEの成り立ち

三大キャリアの市場に新しい顔ぶれを

携帯といえば「docomo・au・SoftBank」…もともと、三大キャリアが市場のほとんどを占めていました。そこへ総務省は、新しい事業者が参入できるように後押しをしたのです。ニューフェイスのMVNOが加われば、競争が活発になることでしょう。ユーザーにとってもより安いプラン、使いやすいサービスが登場します。ありがたい話です。

ハードルが高い新規参入

ところが、大手キャリアから回線を借りるというのはなかなか簡単なことではありません。接続容量の基準値があってユーザーが少ないと赤字になるとか、新たな接続のための仕組みが高価だとか…。既存のネットワークを邪魔してはいけませんし、そのための仕様も試験も複雑です。新規参入のハードルはかなり高いと言えるでしょう。

MVNOの「元締め」的存在

そこで、二者の間を取り持つMVNEの活躍が期待されたのです。総務省が認めた新しい事業形態でした。MVNOには、電気通信事業をおこなっていたわけではない会社も多くあります。また、規模の小さい会社も見られます。彼らの事業をサポートしてくれるプロフェッショナル、それがMVNEです。

主なMVNEは?

主なMVNEと、その支援を受けるMVNOを表にしてみました。

MVNE 主なMVNO
OCN(NTTコミュニケーションズ)
  • OCN モバイル ONE
  • Nifmo
  • ASAHIネット LTE
IIJ(インターネットイニシアティブ)
  • IIJmio
  • DMM mobile
  • エキサイトモバイル LTE
  • hi-ho LTE
  • Tikimo SIM
  • イオンモバイル

OCNモバイル、IIJmioはMVNOとしてご存知の方もいるのではないでしょうか。大手のMVNOは自分たちで格安SIMによるサービスを展開しつつ、他社のMVNO事業も手伝っているのですね。

MVNEを知って格安SIMを選ぶ

格安SIMを選ぶときに重要なファクター

格安SIM(MVNO)はたくさんあります。ひとつだけ選ぶとなると、迷ってしまいませんか。

もちろん、料金プランやキャンペーンによって選べる場合もあるでしょう。ここでMVNEをおさえておくと、より比較しやすくなります。なぜなら、同じキャリアでもMVNEが違うと利用できる機能やサービスが違ってくるからです。

MVNOの技術力はMVNEによるものが大きい

MVNEに注目すると、これから提供されるサービスについて推測できるかもしれません。あるMVNOが新しいプランを始めたとしましょう。その後、同じMVNEである別のMVNO数社が同様のサービスを開始した…というケースがあります。また、格安SIMの品質や通信速度の改善状況をチェックするときも、元締めであるMVNEについて調べてみるとわかりやすいかもしれません。

格安SIMを選ぶ上で、どこのMVNEの元で事業をおこなっているかということは、ひとつの指標になります。一概に「このMVNEが良い」と断言することは難しいですが、格安SIMを選ぶときに参考にしてみてください。

まとめ

キャリアとMVNOを取り持つ存在のMVNE。格安SIMの通信品質はMVNEに左右されます。これから格安SIMを選ぶなら、どのMVNE系列なのかという視点も重要なのではないでしょうか。

MVNO – docomo系・au系・SoftBank系の比較

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