わかりやすい格安SIM入門

テザリングとは? – USB・WiFi・Bluetoothの違い

2019/6/13

テザリングとは?

テザリングって聞いたことがあるけど、どういう意味なんだろう? と思っている方はいませんか。テザリング(tethering)とは、簡単に言えば「スマホなどを使って他のパソコンをネットにつなぐ」ことです。テザリングの機能や種類、特徴について紹介します。

テザリング=スマホを通してパソコンなどをネットにつなぐこと

テザリングの「テザー(tether)」。聞きなれない英語です。どういう意味なのかと思ったら、「牛や馬をつなぐための縄」だそうです。

テザリングという言葉も、その意味のとおり。スマホをモバイルルーターとして使い、パソコンなどをインターネットに「つなぐ」ことなんです。(モバイルルーターは「持ち運びできるインターネット通信端末」です)

テザリングができるスマホがあれば、設定さえすればすぐにネットが使えます。つなぐことのできる機器はパソコン、タブレット、ゲーム機など。もちろん、ポケットに入れて出かけられるので、お店でも公園でも大丈夫。通信エリア内であれば、いつでもどこでもネットが楽しめます。

テザリングでできることって?

たとえばこんなシチュエーションで、テザリングが活躍します。

  • カフェでノートパソコンを使って仕事したい
  • 旅行先でタブレットを使いたい
  • 外出先で携帯ゲーム機をネットにつなぎたい
  • Wi-Fiがうまく使えない時にパソコンを使いたい

1つの端末だけでなく、複数の端末を同時にネット接続することもできます。

テザリングの種類は3つ

スマホで使えるテザリング機能は以下の3種類。どの種類が利用できるかは、スマホの機種にもよります。

  • Wi-Fiテザリング
  • USBテザリング
  • Bluetoothテザリング

テザリング3種類のメリット・デメリット

メリット デメリット
Wi-Fi
  • 通信速度が速い(約10Mbps以上)
  • 複数の機器を接続できる
  • スマホのバッテリー消費量が増える
  • 多くの人がwi-fiを使う状況では、速度が遅くなることがある
  • 他人の機器に自分のスマホの名前が表示される
USB
  • 通信が安定する
  • 通信速度が速い(約10Mbps以上)
  • 有線接続なのでもっとも安全
  • スマホを充電しながらでもできる
  • USBケーブルが必要
  • ケーブルで接続しなくてはならない
  • パソコンのバッテリー消費量が多くなる
  • USBがつなげない機器は接続できない
Bluetooth
  • 比較的安全に使える
  • Wi-Fiよりも消費電力は低い
  • 複数の機器を接続できる
  • 利用開始前にペアリングという手順が必要
  • 通信速度が遅め(最大2Mbps)

Wi-Fiテザリング …一番ポピュラーなテザリング

スマホとパソコンなどをWi-Fi機能でつなぐテザリングです。Wi-Fiとは、無線通信の規格のひとつ。

スマホをカバンなどにしまったままでも使用できたり、複数の端末を同時接続できたりという長所があります。安定した通信ができるのもメリットです。ただし、スマートフォンのバッテリー消費が、他の方法よりも早くなってしまうので注意しましょう。

Wi-Fiテザリングを使うと、他人の端末のWi-Fi欄にこちらのスマホの設定名が表示されます。設定名を本名にしている場合などは、状況によっては気をつけて使う必要があります。また、パスワード入力が必要になるので、他人に無断で電波が使われてしまうことはありませんが、やはりセキュリティ上のリスクが無いとは言い切れません。

USBテザリング …ケーブルが必要だが、安全・高速

スマホとパソコンなどをUSBケーブルでつなぐテザリングです。

接続するためには、ケーブルが必要です。機器同士をケーブルでつなぐので、スマホはポケットに入れたまま…という状態は難しそう。複数の端末を同時に接続することにも向きません。

通信速度の速さが特徴で、Wi-FiやBluetoothなど無線によるテザリングよりも速いです。また、有線による安定した通信が可能です。機種によりますが、スマホを充電しながら利用できるので、スマホの電池消耗を気にしなくてよくなります。(逆に、給電元の端末のバッテリーの減りは、速くなります。)

Bluetoothテザリング …イヤホン、スピーカーでよく利用される

スマホとパソコンなどをBluetoothでつなぐテザリングです。Bluetoothというのも、Wi-Fi同様に無線規格のひとつです。

無線を利用してのテザリングですが、利用できる範囲は数メートルから10メートル程度。通信速度はWi-Fiテザリングよりも遅くなります。Wi-Fiテザリングよりもバッテリー消費は少ないため、少ない電力で長時間利用できるという良さがあります。利用前にペアリングという設定が必要です。この設定があるため、不正使用の危険性がほとんどありません。

Bluetooth対応のイヤホン、スピーカー、キーボードなどで利用する機会が多そうです。

テザリングの設定について

テザリングをするには、スマホの「設定」でモバイルアクセスポイントを設定するところからスタートします。機種によって多少の違いはありますが、基本的には下記の画面からテザリングの設定をします。

  • android端末 …設定 > 「無線とネットワーク」> 「その他」もしくは「テザリング」を選択。
  • iPhone …設定 > 「インターネット共有」を選択。

テザリングにかかる料金

テザリングがオプションとなり、料金がかかる場合があります。大手キャリアのテザリングオプションは以下の通りです。

  • docomo …無料
  • au …無料~1000円(契約プランによる)
  • SoftBank …無料~525円(契約プランによる)

格安SIMでもテザリング機能は使えます。ただし、端末によって使えない場合もあるので、端末や格安SIMの対応を確認してから契約した方が良さそうです。

テザリングをする時の注意

テザリングはとても便利ですが、いくつか注意したいこともあります。

接続できるのは最大で5台から10台ほど

機種によって違いますが、接続できる機器の数は上限があります。

バッテリー消費量・データ通信量が増える

テザリングをしているスマホは、インターネットの電波を拾って、複数の端末と通信しなければなりません。通常の通信より大忙しというわけです。電池の消耗も多くなり、データ通信量も増えます。

Wi-FiやBluetoothでテザリングを行うというときは、予備のバッテリーを用意しておいた方がいいでしょう。

セキュリティーに気を配ろう

必要な時以外は、テザリングをオフにしておきましょう。不正アクセスの危険性がぐっと減ります。

オンラインゲームの参加はあまりおすすめできない

テザリングでゲーム機をつなぎ、オンラインゲームに参加することができます。が、残念ながらテザリングのプレイではタイムラグが発生しがち。動きがカクカクしたり、回線が落ちたり…。オンラインのシューティングゲーム、協力プレイではそのタイムラグが命取りです。一緒にプレイしている人たちのストレスにもなってしまいます。

また、ゲームは通信量もかなり消費します。ゲームの種類や参加者にもよりますが、リスクがあることを理解した上で利用しましょう。

Wi-Fi環境があれば優先しよう

テザリングはたいへん便利な機能ですが、スマホの電池消耗が激しくなるというのは前述の通り。長時間の利用で通信量が多くなると、速度制限に引っかかる可能性もあります。

テザリングはあくまでも環境が整っていない状況での利用にとどめて、基本的にはWi-Fiが使えるところでインターネットに接続するようにしたいものです。

主要なWi-Fiスポットと提携MVNOの組み合わせ一覧

まとめ

スマホのテザリング機能を利用すると、屋外でもパソコンやタブレットでインターネットを使うことができます。テザリングの方法は、USB、Wi-Fi、Bluetoothの3種類があります。

セキュリティ面・通信速度面で一番優れているのはUSB接続です。外出先でテザリングする場面が多いなら、USBケーブルを携帯しておきましょう。

Wi-Fiテザリングは接続が一番簡単です。ケーブルでつなぐことが煩わしい時・複数の機器をつなぐ時もWi-Fiテザリングを選びます。

Bluetoothテザリングは、バッテリーが心もとない時やイヤホン・ヘッドホンなどを使用する時に使います。

テザリング機能は通信量や電池消費量が大きくなるので、ひんぱんに使用するのは避けた方が無難です。外出先でも、まずはWi-Fi接続を試した上で、テザリングを利用するようにしたいもの。テザリングの特徴を把握した上で、いざというとき便利に使いこなせると良いですね。

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